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仙台長町校 新着情報

2023年8月2日

コスパの良い高校とは?(仙台長町校)その2


『コスパの良い高校とは?』という質問が中学生の保護者の方からあり、前回に続き、『その2』になります。

2、商業系・工業系高校からの大学受験について
 皆様は『商業系や工業系高校からの大学受験は不利』という言葉を耳にしたことがありますか?
 私は、必ずしも不利とは思いません。

 成績が上位であれば、過去に商業高校から国公立大の商学部系や明治大学商学部に合格された生徒さんがいらっしゃいます。
 工業高校からも国公立大や日東駒専や四工大(芝浦工業大学・東京都市大学・工学院大学・東京電機大学)に合格することも可能です。(高専に編入する方もいます)
 もちろん、農業系の高校からも進学している生徒さんも多くいらっしゃいます。
(尚、専門的な勉強をしていれば、地元の優良企業に就職も可能です。普通高校で就活するよりも有利でしょう。)

 前回も同様な記載をしましたが、仮に、ワンランク上の偏差値帯の高校にギリギリで入学すると、下位に沈んでしまう危険性があります。万が一、下位に低迷してしまうと、推薦枠がもらえない可能性があり、一般受験では更に厳しくなります。
 余裕を持って、入学することをお勧めしておりますし、成績上位をキープする可能性が高くなります。

 しかしながら、実業系高校への進学は、中学3年生までに『希望する進路や職種、将来の目標などを早めに決めなければならない』、『進路が狭まる』というデメリットがあります。
 普通高校も多くが、2年生から文系・理系に分かれます。1年生の秋頃(早いところでは夏頃)に文・理系の希望調査が始まりますから、『おおよその進路を決める時期』としては、実際には半年から1年弱の差しかありません。
(普通高校で3年生に進級する際、理系から文系に変更できることもあるようです)

 まだ、受験は先と考えている生徒さんもいらっしゃいますが、このような夏休みで時間の余裕ある時に、将来について考える時間にあてるのも良いかと思います。

長くなりましたが、他にも、進路につきまして、ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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